惑星リリーパ 採掘基地近く【若人】とアークスの採掘基地を巡る戦いは相変わらず続いてはいるが、
最近では存在そのものを忘れ去られるほど人気がなくなっていた。
【若人】は余りにも暇すぎてひとりしりとりを始める始末。
そんな中、バレンタインの時期が迫っていたのであった。
【若人】「しりとり→リンゼ・ドラーダ→ダガン→・・・あ、終わっちゃった。」
ダガン「・・・そんなことしててよろしいのですか?」
【若人】「仕方ないじゃない・・。暇すぎるんだもの。」
ダガン「マガツでいっぱいキューブ手に入るから、防衛戦いらないって言われちゃってますしね。」
【若人】「マガツって・・・あの
クリスマスツリーだっけ。」
クラーダ「そのクリスマスツリーさんですね。」

↑去年のクリスマスの思い出
【若人】「・・・あんなの一生封印されてれば良かったのに。」
ダガン「げ、元気出してください・・・。」
クラーダ「そ、そういえばそろそろバレンタインが近いみたいですよ!」
ダガン「みたいですね!」
【若人】「・・・チョコが欲しいとか言いたいわけ?」
ダガン「ギクぅ!」
【若人】「いつもなら殺しちゃうところだけど、暇だしチョコ作っちゃおうかしら。」
クラーダ「ほ、本当ですか!?」
【若人】「ホントもホント。さて、サクッと作りましょ?」
ダガン「わぁい♪」
【若人】「レッツ・クッキングモード♪」
【若人】「じゃぁん!できたわ。手作りチョコレート。」
ダガン「これ・・チョコですか?」
【若人】「え、チョコだけど・・?どうぞ召し上がれ。」
クラーダ「・・・遠慮しておきます。」
【若人】「なんで?美味しいのに・・パク・・・。」
【若人】「想像を絶する味だったわ・・。」
ダガン「でしょうね・・。あれ完全に食べ物じゃないですよ。」
クラーダ「うーん、やっぱり買った方が美味しいチョコ食べられると思います。」
【若人】「そうね・・。DFのあたしでも買える場所ってあるのかしら?」
ダガン「そういえば
火山洞窟の奥で買えるという噂がありました。」
【若人】「火山洞窟かぁ。今から行っちゃいましょ。」
クラーダ「凶暴な龍族もいると思いますし、気をつけてくださいね!」
ダガン「し、心配なので私も付いて行きます。」
惑星アムドゥスキア 火山洞窟【若人】「ここが火山洞窟かぁ・・。暑くてチョコなんてすぐ溶けちゃいそうだけど。」
ダガン「ここで我々はいつも活動しているんですよ。」
【若人】「へぇ、意外と働き者なのねダガンちゃんって。」
ダガン「いろんなところに出没することだけが取り柄です。」

【若人】「チョコバナナが歩いてる・・・。」
ダガン「それはチョコバナナではなくディッグという龍族ですよ。」
【若人】「・・・やっぱりチョコバナナにしか見えないわね。」

【若人】「あら、おっきいチョコバナナ。」
ダガン「それは
バーン・ドラールですよ・・!どこからどう見てもチョコバナナじゃないですし!」

【若人】「あら・・。このクマさん、ハロウィンの時もクリスマスの時も見た気がする。」
ベアッダ「ぼんた・べあっだ!!!!」
【若人】「そうそう、そんな名前だったわね。クマさん。」
ベアッダ「ぼんた・べあっだ!!!!!!!」【若人】「ついに文字を大きくしてくるなんてね・・・。」

【若人】「あら、【巨躯】じゃない・・・?何してんのこんなところで。」
【巨躯】「良きたぎる闘争をしに来ただけだ。」
【若人】「相変わらず脳筋なのね。あたしはチョコレート買ってくるから。」
【巨躯】「我にもくれるのか?」
【若人】「しょうがないわね・・・。あんたの分も買ってきてあげるわよ。」
【巨躯】「くふ、くふふっ!チョコ楽しみにしているぞ。」
ダガン「チョコってみんな大好きなんですね。あの【巨躯】様もお好きとは・・。」
【若人】「このブログ書いてる
ユクティって人はチョコ嫌いみたい。」
ダガン「そんなどうでもいい情報どこで知ったのですか・・・。」

【若人】「ふぅ、いろいろあったけど、やっとチョコ買えそう。」
ダガン「美味しそうなチョコケーキですね!」
【若人】「早く帰ってみんなで仲良く食べましょ。」
【若人】「あと、このチョコバナナも。」ダガン「いやいや!それは食べられないですよ!」
惑星リリーパ 採掘基地クラーダ「おかえりなさいませ、【若人】様。」
【若人】「ただいま。チョコ買ってきたわよ。みんなで食べましょ。」
クラーダ「その件でみんなで話し合ったのですが・・・。」
【若人】「・・・?」
クラーダ「【若人】様の想い人にプレゼントされてはどうですか?」
ダガン「バレンタインって本来、好きな人にチョコを送るイベントですし。」
【若人】「・・・何言ってるのよ。そんな好きな人なんて・・・。」

【若人】「・・・」【若人】「ありがとね。でも大丈夫。このチョコケーキはあんたたちにあげるわ。」
ダガン「・・・で、でも。いいのですか?」
【若人】「好きな人に贈るチョコなんだし、買ったのより手作りした方がいいじゃない。」
クラーダ「【若人】様・・・。」
アークスシップ【若人】「さて、また来ちゃったけどあのおちびさんは何処かなっと。」
アフィン「・・・!ね、姉ちゃん?」
【若人】「あら、そこにいたのね。ハイ、チョコあげるわ。たんと食べなさい。」
アフィン「姉ちゃん!!」
【若人】「姉ちゃん姉ちゃんってあんたの姉になったつもりはないわよ。」

【若人】「・・・じゃあね。次は殺しに来るからせいぜい気をつけてね。」
アフィン「待ってよ!姉ちゃんんんー!!!」
アフィン「行っちゃった。あの人、ユク姉とソックリだけど一体・・・。
あと、これは、チョコ・・なのかな?食べられるのかな。」
パクッ
アフィン「!!これは・・・」
姉ちゃんのまずいチョコの味だ・・。おしまい
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